PR

【最新】大手子会社は穴場?ホワイトで給料も良いって本当?大手子会社勤務のOLが特徴と実態を大公開

転職
この記事は約6分で読めます。

こんにちは。大手子会社勤務のOLです。
大手子会社については、ネット上で賛否両論あると思いますが、その情報が本当に正しいのかわからない方も多いとは思います。

大手子会社に3年務める私が、実際に入ってみて分かった良い点と悪い点をご紹介していきます。

まずは、大手子会社の特徴や定義からお話します。

この記事はこのような方におすすめ!

大手子会社の定義

大手企業とは、資本金や従業員数などによる企業規模ではなく、「業界内での知名度やシェア率が高い企業」のことです。
子会社とは「親会社から50%以上の株式を保有されている会社 」のことです。

よって、大手子会社とは、 業界内での知名度やシェアが高い企業(親会社)から、50%以上の株式を保有されている企業のことです。

定義を確認したところで、メリットとデメリットについてお話します。

大手子会社のメリットその①:労働環境がホワイトな場合が多い

大手子会社は、親会社が上場している場合がほとんどなので、株主(投資家)からの監視の目があります。
子会社の中でのコンプライアンスや労働環境に問題があった場合には、親会社の評判が下がるだけでなく、会社の業績や人材確保にも影響が出る可能性があります。

これは大手企業としても必ず避けたいことだと思います。

そのため大手子会社では、大企業と同等のコンプライアンス研修やハラスメント研修が行われ、労働時間の超過なども徹底的に管理されています

  • コンプライアンス研修、ハラスメント研修がしつこいぐらい多い
  • 違反者には減給・停職などの処罰があり、社内で名前も公表される
  • 有休を最低月に1回は取るように呼びかけられており、非常に休みやすい
  • 元々の有給の付与日数が多い(1年目から20日以上)
  • 月平均の残業時間を20時間以内に減らすよう呼びかけられている(私は月5時間前後)

大手子会社のメリットその②:業績が安定しているためボーナスが多い

大手子会社のメリット2つ目は、業績が安定していることです。
親会社の業務を一部請け負ったり、親会社の看板を使ったりすることが出来るので、親会社の業績の恩恵を受けられます。

仕事がなくなることがなく、かといって労働時間の管理も厳しいので、毎日ゆとりを持った業務ができます。

3年目ですが、ボーナスも6ヶ月分を下回ることはなく、毎回増え続けています。
(これは選ぶ会社による部分も大きいと思いますが…。)

また、ボーナス月以外でも、業績好調による臨時ボーナスが数万円出ることもあります。

大手子会社のメリットその③:福利厚生が充実している

福利厚生は、親会社を超えない程度ではありますが、かなり充実しています。
実際の福利厚生の例としては以下の通りです。

  • 家賃手当てが月3~7万円出る(地域や家族構成によって上限あり)
  • グループの安い保険に入ることが出来る
  • 産休や育休の制度が充実している(男性の取得率も高い)
  • 慶弔での見舞金やお祝い金が出る
  • 介護や子育てへの理解があり手当が多い(介護手当、出産一時金、シッター利用料など)
  • カフェテリアプランの充実
  • 時短勤務も選択可能
  • キャリアやメンタルケアについての相談窓口が多い
  • 財形貯蓄や持株会の制度が整っている

大手子会社のメリットその④:労働組合が賃上げや福利厚生の改善の交渉を行ってくれる

大手子会社では、労働組合の活動が活発なことが多く、直接は交渉しづらい労働環境や福利厚生の改善、賃上げなどを、毎年の春闘で交渉してくれます。

管理職未満の社員が抱える悩みを、管理職以上に伝えやすい環境が整っているので、労働環境や賃金が改善しやすい仕組みとなっています。

春闘での交渉によって、以下の通り改善されています。

  • 親会社の賃上げに伴い、同額を賃上げ
  • 物価上昇による生活苦のための賃上げ
  • 特に理由がなくても毎年賃上げ
  • 賞与額の交渉
  • 家賃手当てや育児手当、介護手当の増加

大手子会社のメリットその⑤:入社難易度が大手企業に比べて低い

大手子会社のメリットをこれまで挙げてきましたが、就職活動では大手子会社を第1志望にする方は少ないため、競争率も低く入社しやすいというのが1番のメリットだと思います。

実際に入ってみた感想としては、大手企業並みの福利厚生と給料が得られていて、なおかつ就職活動でも比較的入りやすいので、コスパが良いと思っています。

大手子会社のメリットその⑥:転職で良い会社に行きやすく有利

転職活動では、大手勤務の方はもちろん、大手子会社勤務の方でも評価されやすいです。
転職活動でも、大手企業のブランド力の恩恵を受けられるのです。

また、新卒よりも中途経験者採用の方が、大手企業に入れる可能性が高いです。
大手企業であっても、伸びている業界は人手不足が深刻なため、入社の難易度が下がっています。

そのため、3~5年大手子会社のホワイトな環境で働いてから、大手企業に転職する方も多いです。
実際、有名企業に転職成功した方が何人もいます。

大手子会社のデメリットその①:親会社よりも立場が弱い

もちろん、コンプライアンス研修が十分にされているため、親会社の人に理不尽な対応をされることはありません。
しかし、どうしても親会社と一緒に仕事をする場合は、親会社に決定権があることが多く、親会社の言いなりになる場面もあります。

大手子会社のデメリットその②:親会社と同じ業務をしても親会社より給料が安い

親会社と一緒に仕事する場面もあり、業務内容がほとんど同じこともあります。
それにもかかわらず、親会社の給料よりは確実に低いので、不満がたまる可能性があります。

実際に大手子会社勤務の方が転職する理由としては、この理由が圧倒的だと思います。

同じ仕事をしているのに給料が少ない」ということを受け入れられない方は、大手子会社への転職をお勧めできません。

大手子会社のデメリットその③:出世しにくい

大手子会社の上層部(役員など)は、親会社から出向してきてる方が多く、プロパー社員は出世できても部長クラスが限界、なんてことも多いです。

大手子会社の役員や本部長などの経歴を見ていただければわかると思いますが、新卒1年目から有名企業もしくは大手企業に勤めている場合がほとんどです。

100%不可能というわけではありませんが、相当な努力が必要になること、報われない可能性もあることを頭に入れておいた方が良いです。

最後に

これまでの内容をまとめると、ホワイトかつ、大手企業並みの福利厚生や給料がもらえる、というメリットがあるのに対して、親会社と比較すると様々な面で劣る、出世しにくいというデメリットもあります。

実際に大手子会社に勤務している私からすると、仕事が楽で、そこそこの給料をもらえて、労働環境も良いのでおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました