「高配当株」と聞くと、多くの投資家が興味を持ちますよね。
株式市場での利益を最大化するためには、配当金の受け取りだけでなく、株価の上昇も重要です。
しかし、高配当銘柄には様々なリスクも存在します。
そこで、長期保有がおすすめの高配当銘柄をご紹介します。
これらの銘柄は増配や連続増配が魅力的で、利回りも高いです。
自分に合った高配当株を見つけましょう！
高配当銘柄の選び方
まずは、高配当株を探す際に着目するべきポイントから解説します。
安定した業績を持つ企業
配当金を継続的に支払っていくためには、企業の業績と将来性が安定していることが重要です。
そのため、企業の財務状況を確認することが重要です。
財務が健全で、収益が安定している企業は、長期的に配当を支払う能力があります。
財務健全性を評価するためには、自己資本比率、流動比率、負債比率などの財務指標を見ると良いでしょう。
継続的に配当金を支払える企業
配当金の支払いが突然停止になる企業もあります。そのため、一時的に高配当を行っている企業ではなく、持続的に配当を行うことが可能な企業を選ぶことが重要です。
配当性向が100%以下で、余剰キャッシュを保有しており、株主還元に向けて健全なガバナンスが機能している企業を選びましょう。
また、連続増配をしている「配当王」「配当貴族」と呼ばれる銘柄を選ぶのも一つの手です。
購入時の配当金は1~2%と少ない場合が多いですが、長期投資を考えている方には、配当金の停止のリスクを抑えられるメリットがあります。
業界のトレンドを理解する
業界によっては高配当が一般的な場合もあります。
しかし、業界全体の将来性や成長性を考慮することも大切です。
たとえば、将来性が不透明な業界の企業は、高配当を維持することが難しくなる可能性があります。
特に、タバコ業界は高配当ですが、環境や健康への意識が高まるにつれて、株価の暴落や配当金の停止の可能性が考えられます。
業界のトレンドや市場の動向を理解し、持続可能な成長が見込める業界の銘柄を選ぶことが望ましいです。
おすすめの米国高配当銘柄20選
それでは、おすすめの高配当銘柄をご紹介します。
コカ・コーラ（KO）
世界最大の飲料水メーカーで、配当利回りは約3%〜4%。61年以上の連続増配実績があります。
エクソンモービル（XOM）
石油・天然ガスの大手で、配当利回りは約3.40%。エネルギーセクターの中でも安定した配当を提供しています。
ジョンソン＆ジョンソン（JNJ）
医療・製薬分野のリーダーで、配当利回りは約2.95%。61年以上の連続増配実績があります。
AT&T（T）
通信業界の大手で、高い配当利回りを提供しています。安定したキャッシュフローが魅力です。
デューク・エナジー（DUK）
電力会社で、配当利回りは約4%。安定したエネルギー需要に支えられています。
マクドナルド（MCD）
配当利回りは約2.5%。世界的なファストフードチェーンで、安定した収益を上げています。
IBM（IBM）
IT業界の老舗で、配当利回りは約4.17%。技術革新と安定したビジネスモデルが評価されています。
スリーエム（MMM）
多岐にわたる製品を提供する企業で、65年以上の連続増配実績があります。
シェブロン（CVX）
エネルギー業界の大手で、配当利回りは約4%。エネルギー需要の安定性が魅力です。
P&G（PG）
日用品を提供する大手で、67年以上の連続増配実績があります。
ベライゾン（VZ）
通信業界の巨人で、安定した顧客基盤と配当利回り約4.3%が魅力です。
フィリップモリス（PM）
タバコ製品の大手で、配当利回り約5.4%と高い利回りを提供しています。
アッヴィ（ABBV）
バイオ医薬品のリーダーで、配当利回り約3.5%。革新的な医薬品で成長を続けています。
ターゲット（TGT）
小売業界の大手で、配当利回り約2.4%。オンラインと実店舗の両方で強みを持っています。
ファイザー（PFE）
製薬業界の大手で、配当利回り約3.7%。研究開発に強みを持ち、新薬の開発が期待されています
ウォルグリーン（WBA）
ドラッグストアチェーンの大手で、配当利回り約3.6%。健康とウェルネス市場の成長が見込まれます。
キャタピラー（CAT）
建設機械のトップメーカーで、配当利回り約2.6%。インフラ投資の増加が追い風になっています。
ウォルマート（WMT）
世界最大の小売業者で、配当利回り約1.6%。大規模な流通網が強みです。
ホームデポ（HD）
ホームインプルーブメント小売業界のリーダーで、配当利回り約2.2%。DIY市場の拡大が支えとなっています。
ペプシコ（PEP）
売上高ベースで世界第2位の食品・飲料事業者で、52年以上にわたり連続して配当を増やしてきた実績があります。
まとめ
高配当株を長期保有する際には、安定した業績と将来性を持つ企業、そして連続増配している企業を選ぶことが重要です。
株式投資にはリスクも伴いますので、自分に合った銘柄を選ぶ際には注意が必要です。
高配当株の中でも長期保有に適した銘柄を選び、利益を最大化しましょう。
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